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ようラジオ深夜便
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(感想)良いテーマなのになぜ感動出来ない? バンディングは成熟出来ない(現実を見れない)大人の象徴?

今回はスタジオポノック作品「屋根裏のラジャー」について語っていきます。

note記事でさらに深く掘り下げていますので、良かったらこちらもぜひ!
note.com/hasimoto5555/n/n6fd08b2d2e34

(動画内で言い忘れた事の補足)
ラジャー達イマジナリは、人間の想像力の生み出す物、つまり創作物の象徴でもある訳だ。アマンダのように辛い現実に直面した時、人は創作物という想像の世界に救われたり元気をもらったりする。しかし、やはりパワーバランス的に、強いのは想像より現実の方である。 だからこそ、ラジャーとの関係はアマンダを辛い現実から守ってもくれていたが、根本の問題を解決してくれる訳ではない。想像だけでは現実には勝てないのだ。

だからこそアマンダが最後、現実と向き合えたのは、想像の世界でアマンダを支えてくれたラジャーと現実の世界でアマンダを支えてくれる母親という、想像と現実、2つの力があったからだ。アマンダは、想像の力(ラジャー)が現実から自分を守ってくれた事、母が現実を一緒に生きる支えになってくれる事で、初めて父を失った現実を生きる事が出来るのだ。想像の力だけでは脆弱な物だが、想像と現実、両方に支えてくれる存在を持つ時、人はどんな現実とも戦えるというメッセージは素晴らしいと思うのだが、最初にも言ったように、アマンダ自身の問題とバウンティとの戦いがあまり関係がないため、すごく伝わりにくい作品になってしまったように思える。(noteより)

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