もってのほか(食用菊)の巻き寿司
紫色をした「もってのほか」正式名称は「延命楽」。
天皇家の家紋を食べるとはもってのほかとか、もってのほかおいしいということからそう呼ばれているという説があるそうです。
しゃきしゃきとした歯ごたえと菊の香りが特徴で、山形県の郷土料理だそうです。
今回は酢で味付けしたもってのほかを白胡麻とご飯に混ぜ合わせ巻きました。菊の香りが口いっぱいに広がり今が旬のお寿司に仕上がりました。
〈茹で方〉
もってのほか 2袋
お湯 適量
お酢 30ml
①花芯を残して周りの花びらを手で摘んでバラバラにする。
②たっぷりのお湯をわかし、お酢を入れもってのほかを加え、1分弱茹でる。
③ザルにあげ、水にさらしてから手で水気を絞る。(ザルに上げしっかりと水切りすることでシャキシャキ感が増します)
※酢を入れて茹でると鮮やかな色になります。
〈酢の物〉
お酢 大さじ6
きび砂糖 大さじ3
出汁醤油 大さじ1
もってのほかの酢の物をご飯に混ぜ合わせ酢めしにして巻きました。色どりも綺麗な巻き寿司に仕上がりました。