三重県志摩市で、古くから親しまれている特産品「きんこ」の出荷が最盛期を迎えています。
志摩市阿児町のJA伊勢の施設に、朝から生産者たちが「きんこ」を運び込んでいました。
「きんこ」は、釜で炊き上げたサツマイモ・隼人芋を1.5センチほどの厚さにスライスして1週間から10日ほど天日干しした「干し芋」。ねっとりとした食感と芋の自然な甘みが特長です。
志摩市周辺では古くから海女や漁師のおやつとしても親しまれています。
今年は猛暑などの影響で芋が小ぶりになったものの、出来栄えは申し分ないということです。
JA伊勢では、2025年2月上旬までに県内のスーパーなどに向けて約1万袋の出荷を予定しています。
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