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チャンカイ港はペルーの起業家にさらなるチャンスをもたらす

ペルーで新たに開港したチャンカイ港は、ペルーの起業家に新たなビジネスチャンスをもたらしていると、地元の事業主は語る。

 チャンカイ港の開港により、ペルーからアジアへの海上輸送時間は45日からわずか23日に短縮される。輸送時間が短縮され、物流コストが下がることで、Warmpacaのような企業は、人気のアルパカのぬいぐるみなど、ペルーの人気商品を中国の顧客により早く届けることができる。

 1週間前、Warmpacaの共同創設者であるイザベル・ゼア氏は、上海で開催された中国国際輸入博覧会(CIIE)で、同ブランドの魅力的なアルパカのぬいぐるみを披露した。同博覧会に3回参加したイザベル氏は、中国は同ブランドにとって重要な市場だと指摘した。しかし、同氏は、ペルーと中国間の輸送時間が長いことが、事業の最大の課題の1つだと説明した。

 中国企業が建設した新しい港が14日に開港したことで、チャンカイと上海間の直通輸送が可能になり、Warmpaca社のアルパカのぬいぐるみの輸送時間が2か月以上から35日に短縮された。

 イザベル氏は、この港により地元の起業家にさらなる機会が生まれ、地域社会に新たな雇用が生まれると語った。

 チャンカイ港はペルーの首都リマの北80キロに位置し、中国とペルー間の「一帯一路」イニシアチブの主要プロジェクトだ。