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存在してない新駅「小田栄駅」に行ってみた

2016.3.26改正、北海道新幹線が一番注目を浴びたこの改正で、南武線浜川崎支線の川崎新町-浜川崎間に新駅「小田栄」(おださかえ)駅が新設されました。
この小田栄駅、駅施設自体はきっちり存在しますが、運賃計算上と旅客乗降設備上では存在しない駅となっています。

どういうことかというと、「当面の間、小田栄駅発着の運賃は定期券料金も含め隣の川崎新町駅相互の発着を除いてすべて川崎新町駅発着の運賃と同一として扱うこととする」となっているためです。
そして、唯一定義から漏れた川崎新町駅-小田栄駅相互の発着についても、小田栄を通り越して隣の浜川崎駅を基準とし、「浜川崎-川崎新町間の運賃140円」を現金払い限定で支払うことになります。
これはほとんどの駅との発着が川崎新町駅と同一扱いになることに重点を置いたためで、小田栄駅の乗降受付の設備は2016.3/31現在すべて『川崎新町駅』になっています(乗車駅証明書や簡易Suica改札機など)。
そのため川崎新町-小田栄間限定ではICカードを使えないという事態になっています。(要は、ICカードを入場券代わりにしたと記録上はなってしまうため正常な処理ができないためです)。

行ってみた感想としては、駅自体の規模がそこそこ小さい以外は普通の駅だなといった感じです。


これは一個人としての感想ですが、仮駅でも臨時駅でもないちゃんとした駅を設置するのに運賃の設定をしない理由がよくわかりません。
次に運賃表を交換する時には名実ともにちゃんとした駅として扱われているのでしょうか…


※動画内容及び説明文の内容は撮影日2016.3/31-14:59時点の内容に基づきます。

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