2024年10月23日
23日午前0時半ごろ、延岡市浦城町で「家が土砂崩れでつぶれている」と、この家に住む男性から消防に通報がありました。
消防が確認したところ、住宅の裏山が高さおよそ20メートル、幅およそ80メートルにわたって崩れ、木造平屋建ての住宅1棟が土砂に埋まって見えなくなっていて、両隣の住宅にも土砂が流れ込みました。
警察によりますと、このうち、平屋建ての住宅に住む三輪弘美さん(56)と連絡が取れなくなっていて、警察と消防がおよそ40人態勢で捜索を続けています。
消防などによりますと、通報したのは三輪さんの夫で、22日午後11時半ごろに周辺の様子を見ようと外出し、1時間ほどして戻ったところ、自宅が土砂に埋もれていたということです。
近くに住む60代の女性は「昨夜は10時ごろ特に雨がひどかったです。いつも見ている家がなくなっていて、驚きました。自分の家の近くでも土砂崩れが起きていて、不安です」と話していました。