近江俊郎さんの歌はよく父が歌っていましたが、特に「湯の町エレジー」が好きでした。「山小舎の灯」と「湯の町エレジー」は子供の頃から知っていましが、「南の薔薇」は高校生の時に叔父の持っていたレコードを聴いて覚えました。三曲とも違ったタイプの曲です。三度録音しましたが、どれもうまく行かず、音程は悪いのですが、ノリのいい歌を選びました。最初に音を外したので心残りはありますが、もうアップする歌がありませんので仕方ありません。ずっと「山小屋」と思っていて、画像のタイトルを間違えてしまいました。「山小舎の灯」が正解です。画像は広島県山県郡北広島町大朝の天然記念物、天狗シデを更に上ったあたりです。山は千メートル少しありますが、不思議なことに中国山地の山は海から遠ざかるほどなだらかになるそうです。この曲は元々は高峰三枝子さんのために作られた曲だそうですが、戦時中で英米的なメロディーという理由で没になったそうで、戦後に近江俊郎さんが歌われました。近江さんは芸達者な方で、歌手以外にも俳優、映画監督、司会業などと幅広く活躍された方です。いつになるか判りませんが、父を偲んで「湯の町エレジー」を歌いたいと思います。