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【ランニング】カフェインがメンタルに及ぼす影響をスポーツ精神科医が解説【メンタル】

<ランニング× メンタル>
カフェイン摂取について、日頃から意識しているランナーは少なくないかもしれません。
今回のテーマは、カフェイン摂取について。スポーツを真剣に取り組む方のメンタルケアを行うスポーツ精神科医・岡本浩之先生が解説してくれました。岡本先生は、これまで120人以上のアスリートの治療を担当するなど、メンタルケアの最前線にいながら、自身も2時間48分でフルマラソンを走るランナー精神科医です。

【タイムライン】
0:00〜 オープニング/ 岡本先生登場
0:29〜 本日のテーマは「カフェインとランニングの関係」
1:58〜 カフェインはブレーキを効かなくする?
4:28〜 カフェインは不調の原因にも?
6:15〜 カフェイン摂取量の目安
9:30〜 まとめ/エンディング

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前回は、「貧血とメンタルの関係」について伺いました。
   • 【ランニング】貧血がメンタルに及ぼす影響をスポーツ精神科医が解説【メンタル】  

今回のテーマは「カフェインとメンタル」について。

カフェインには興奮を抑えるアデノシン受容体をブロックする作用があり、「ブレーキが効きにくくなる」と岡本先生。運動する1時間前にカフェインを摂取すると良いと言われていて、パフォーマンスが落ちにくいという研究データがあるそう。レース前のカフェイン摂取は理にかなっていると言えますね。

ですが、カフェインによってメンタルに不調をきたす人もいるのです。不安感の強まり、イライラ、落ち着かない、不眠など……。普段、カフェインを摂取し慣れていないと、1日約200mgで精神的な不調を及ぼすという報告があるそう。市販のエナジードリンクを調べてみると、カフェインを140mg含有しているものもあり、2本以上飲むと過剰摂取になる可能性があります。カフェインには離脱症状があり、また、同じ量を飲んでいても段々効果を感じにくくなり、耐性ができます。

体質によって個人差がありますが、1回量200mg、1日量300mgが健康的な カフェイン摂取量の目安。日頃の摂取を少し減らして、レース前に飲むとカフェインの効果が出やすくなるそう。自身にとっての適切な摂取量を意識して、メンタルの状態にも気をつけながら、上手にカフェインを取り入れましょう。

【合わせて読みたい】
・ランニングアプリまとめ
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・ランニングを継続するコツ。
mg.runtrip.jp/archives/54790

・週3回以上70%の強度で30分がメンタルに効く。
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岡本浩之先生

精神科院長。スポーツ精神科医としてアスリートのメンタルケアや運動講座開催、講演、執筆、動画配信を行う、フルマラソンを2時間48分で走る市民ランナー。

・Twitter:twitter.com/running_doctor
・プロフィール詳細:t.co/mIVRZ8Chm2.
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【会場情報】
今回もレンタルスペースを運営する「GOBLIN」さんのオシャレなスペースをお借りしてお届け。
・GOBLIN公式HP:goblinspace.jp/
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