最近、中国のビザ免除政策の実施に伴い、韓国からの観光客が急増している。
中国外交部は、11月8日より、スロバキア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国の9カ国の一般旅券所持者を対象とした試験的なビザ免除政策が実施されていると発表。
11月8日から2025年12月31日まで、これら9カ国からの旅行者はビジネス、観光、親族訪問、トランジットなどの目的で中国を訪問する際、ビザなしで15日以内の滞在が可能となった。
<韓国 観光客>
「ビザ免除政策で気軽に訪問できるようになったからもっと頻繁に中国を訪れたいと思う。今回は上海の夜景を見に行く」
<韓国 旅行代理店のマネージャー ジャオ・イシヤン氏>
「特に北京や広州など中国の大都市を観光することは、韓国の若者にとって魅力的だ」
韓国の航空会社や旅行代理店は、韓国-中国間の旅行需要の急増に積極的に対応している。大韓航空もアシアナ航空も、韓国-中国間の路線の増便計画を発表している。
8日に、第1陣となった韓国からの観光客が、中国の人気観光スポットである湖南省張家界大峡谷に到着した。
<韓国 観光客>
「ビザなしで来ることができて、本当に便利で非常によかった」
<湖南省張家界 旅行会社のスタッフ 李光輝氏>
「ビザ免除政策が導入されてから、韓国は中国の政策、特に張家界への観光についての問い合わせが大幅に増加した」