三重県尾鷲市の神社で地元の高校生が制作した大絵馬の奉納式が行なわれました。
尾鷲市の尾鷲神社では伝統文化に触れてもらうため地元の高校生に17年前から毎年、大絵馬の制作を依頼しています。
23日は夏休みから原案を考え、約1か月かけて大絵馬を作った尾鷲高校の美術部と書道部により奉納が行われました。
縦91センチ、横135センチの大絵馬には来年の干支であるヘビが中心に描かれ、長寿や幸福が山のように高く、海のように広く訪れることを意味する「壽山福海 (じゅざんふくかい)」 の四字熟語が添えられています。
尾鷲高校美術部 仲伶菜さん:
「みんなで力を合わせて丁寧に描くよう努力しました。いざ飾ってもらうとなると壮観だなと思います」
尾鷲高校書道部 太田來更さん:
「普通ではできない経験なので、尾鷲神社で飾ってもらってうれしい」
この大絵馬は、元旦から尾鷲神社に飾られ大勢の初詣客を迎えることになります。
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