中国建国の父とされる元国家主席の毛沢東氏生誕から130年を迎えました。北京では記念イベントが開かれ、故郷の湖南省の街には深夜に多くの人が集まりました。
北京では最高指導部も参加して記念イベントが開かれたもようで、天安門広場の周辺では大規模な交通規制が敷かれました。
また、生誕130年に合わせて地方から北京に来る人もいました。
南京から来た大学生
「きょうは記念日だから毛沢東記念堂に行きたい。心から尊敬している。遅れていた中国を大きく前進させた」
前日の深夜には毛沢東氏が生まれた湖南省の街に多くの人が集まり、「資本主義はいらない、社会主義が必要だ」などのスローガンを訴えました。
中国経済が減速して貧富の差が縮まらないなかで、一部には毛沢東氏の時代が「平等だった」と懐かしむ声もあります。
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