長崎市にある世界遺産「端島(軍艦島)」が、全世界5億人がプレイするオンラインゲーム『フォートナイト』に登場し話題となっています。軍艦島のリアルな3Dスキャンデータを活用したこのゲームステージに、3月12日から新たな機能が追加されました。久富アナウンサー:
「ゲームの舞台は端島・軍艦島です。普段立ち入ることができないエリアをいま探索中です。…地獄段ですね!ここでプレイができるってワクワクします」「フォートナイト」に登場した軍艦島とは?『フォートナイト』は、プレイヤー同士のバトルや建築を楽しむ世界的に人気のオンラインゲームです。総ユーザー数は5億人にのぼります。長崎市と、3Dスキャン技術を使って世界遺産の保全活動にあたっている「HERITAGE DATABANK(ヘリテージ・データバンク)」は、軍艦島の保全プロジェクトの一環として、2024年1月に軍艦島を再現したステージ「GUNKANJIMA ARCHIVE(グンカンジマ・アーカイブ)」を公開しました。HERITAGE DATABANK・家泉洋平さん:
「実際の見学ルートでは見えない部分なんかも観光コンテンツとして知っていただく」新機能「かくれんぼ」「マルチプレイ」ステージはこれまで一人プレイのみとなっていましたが、12日から複数人プレイ機能が追加されました。プレイヤー同士で島内を探索しながら、軍艦島の建物で「かくれんぼ」できる新機能も新たに加わりました。利用者数に応じてフォートナイトの運営者から収益が還元され、島の整備費用に充てられます。ゲームをプレイすることで軍艦島の保全にも貢献できるというユニークな試みも注目を集めています。HERITAGE DATABANK・小西慶さん:
「ゲームを通じて軍艦島を知ってもらう。それをやっているうちに実は保全になっているというのもミソ」長崎市文化観光部世界遺産室・栗脇善朗室長:
「海外の方にも発信をしていきたい、ファンを増やしていきたい」フォートナイト「GUNKANJIMA ARCHIVE」はパソコンなどでプレイでき、長崎市のグラバー園には体験ブースが設置されています。
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