朝晩の冷え込みが強まるこの時期、五島市富江町の田尾海岸からは、水平線から昇る太陽がくびれた「だるま朝日」と遠くの島が宙に浮いたように見える「浮島現象」の幻想的な自然現象の共演が楽しめる。浮いて見える島は、海岸から約14キロ離れた無人島の大板部島や小板部島などだ。最低気温が8度以下に冷え込んだ2020年11月10日に撮影。日の出は午前6時50分ごろに始まり、太陽は空や海をオレンジに染めながら昇っていった。