南国安芸道路の一部区間が3月にいよいよ開通。高知から芸西までの所要時間が6分ほど短縮されます。
3月15日に開通するのは南国安芸道路の高知龍馬空港ICと香南のいちIC間の3.5キロです。高知JCTから芸西西ICまではこれまで約30分かかっていましたが、今回の開通で6分ほど短縮されます。
さらにこの区間唯一の追い越し車線が1キロ設けられました。また自動車道の高さを利用して災害時にはこんな使い方も。
中川果歩記者:
「自動車道のすぐそばに設けられたこちらのスロープ。こちらは近隣の住民が津波などで浸水した際に一時的に避難できる場所となっています」
緊急避難スペースは高さおよそ8メートルの場所にあり、近くに高台がない地域住民にとって有効な避難場所として期待されます。今回開通する区間には2カ所設けられています。
土佐国道事務所・西森敬洋建設監督官:
「芸西西インターから高知市内方面への高規格道路でのノンストップでの通行が可能になるということで、日頃の時間短縮ですとか渋滞緩和ということが期待されるので日頃からご活用いただきたい」
現在防護柵等の仕上げの工事中で3月15日に開通します。