子供の頃、毎年のようにインフルエンザに罹っていた。
そしてその度に母がお粥を作ってくれた。
まぁ実際お粥くらいしか喉を通らない状況ではあったのだが、そのお粥がとても美味しかったのを覚えている。
いつもの食卓にお粥が並ぶことはない。
当時の私にとってお粥は、体調を崩したときにだけ食べられる、ちょっと特別な存在に感じたものだ。
高校生くらいになった頃からインフルエンザに罹ることもなくなり、母の作るお粥を食べる機会はなくなった。
だがたまに恋しくなって、体調が悪いと嘘をついてお粥を作ってもらったりもした。
それ程までにあのお粥の味が忘れられなかったのだ。
そして親元を離れた今、こうして自分でお粥を作ってみて、当時の味との違いを感じている。
母のお粥はもう少し塩気があり、水分量も多かった。
しかしそれよりも、決定的に違う点がある。
それは、体調を崩した我が子を思って作られたということだ。
料理には作り手の気持ちが込められている。
目分量で作れば毎回味は変わるが、込められた気持ちだけは決して変わることはない。
そしてそれは食べたときに確かに伝わる。
甘い辛いといった感覚ではなく、もっと心の奥深い場所へ、料理に込められた思いは伝わるのだ。
■材料
・お米 : 0.5合
・卵 : 1個
・小ネギ : 適量
・めんつゆ : 目分量
・もやし : 目分量
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