北海道日本ハムファイターズ、札幌出身の道産子スラッガー・今川優馬選手(27)が27日、札幌豊平警察署で一日署長を務めました。この日はユニフォームではなく、警察の制服に袖を通した今川選手。歳末防犯パトロール出動式では
〇今川選手コメント
「地域の皆さんの平和と安全をしっかり守れるようにきょう1日全力で務めさせていただきます」
今川選手は豊平区のショッピングモールで、警察官や地元の町内会と万引き、特殊詐欺、闇バイトの被害防止を伝えるチラシを配布。年末年始に犯罪被害に合わないよう注意を呼びかけました。
メディアのインタビューに応える今川選手の横には、本人にとてもよく似た人物の姿が。実は今川選手の弟が豊平署に務めており、この日は兄の防犯パトロールの案内を担当していました。
〇今川選手コメント
「いつもどっちが兄か間違われるんですけど、僕が長男でこっちが次男です。弟が野球をやると言っていなければ、もしかしたらファイターズのユニフォームを着ることも、一日署長をやらせてもらうこともなかった。お正月はきょうだいみんなでキャッチボールをしたいですね」
年の瀬に揃って素敵な笑顔を見せてくれた今川兄弟。兄はプロ野球選手として、弟は警察官としてそれぞれ来年も輝きを放ってほしい。